こんな言葉、あんな言葉

2008年12月14日 (日)

Weekly Quote(最終回)-パスポート

6月から半年間、ほぼ毎週つづけてきたWeekly Quote(今週のことば)ですが、今日で最終回です。来年からも、ちょっと興味惹かれるQuoteを見つけたときには、不定期に記事にするつもりですので、またよろしくお願いします。

さて、今週は、パスポートQuotes3題。

My face is my passport.
--Vladimir Horowitz

顔がわたしのパスポートだ。
-ウラジミール・ホロヴィッツ

Education is the passport to the future, for tomorrow belongs to those who prepare for it today.
--Malcolm X

教育は未来へのパスポートだ。今日その用意をしている者のために明日はあるのだから。
-マルコムX

Should such an ignorant people lead the world? How did it come to this in the first place? 82 percent of us don't even have a passport! Just a handful can speak a language other than English.
--Michael Moore

こんな無知な人々が世界を率いるべきなのだろうか? そもそも、どうしてこんなことになってしまったのか? 米国民の82パーセントはパスポートさえもっていない! 英語以外の言語を話せる人も一握りしかいないのだ。
-マイケル・ムーア

ホロヴィッツさんは大天才ピアニスト、マルコムXさんはボクサーのカシアス・クレイさんに多大な影響を与えてモハメド・アリに改名させてしまったことでも有名な攻撃的黒人解放運動指導者、マイケル・ムーアさんは「華氏911」などの作品で知られる社会派映画監督。今週のことばは、どれもがその人の個性が出ているような気がして、とてもおもしろいと思いました。

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2008年11月30日 (日)

Weekly Quote(21)-ノーベル賞

今週のことばは、昨日のブログで話題にした、本年度ノーベル化学賞に輝いたマーティン・チャルフィー氏のお言葉です。USA Todayの記事で見つけた受賞後のチャルフィー氏の言葉からの引用です。この記事にはマーティンさんの写真もありますよ!

It's not something out of the blue, but you never know when it's going to come or if it's going to come, so it's always a big surprise when it actually happens.
--Martin Chalfie

今回の受賞が思いがけないことだったというわけではないが、いつその日が来るのか、あるいは果たしてほんとうに受賞できるかどうかもわからなかった。だから、実際にそれが現実となれば、やはり大きな驚きなのだ。
-マーティン・チャルフィー

ノーベル賞受賞者って、英語でshineNobel laureateshineっていいますけど、わたしはこの言葉がとてもロマンチックで好きです。laureateとは月桂冠をいただいた人ということですが、ただwinnerというよりもちょっと格調高い感じでいいですよねー。マラソンの優勝者にも本物の月桂冠が贈られることがありますが、あれもすてき。

ただ、日本語で月桂冠というと日本酒の「月桂冠」を思い出してしまうのはわたしだけでしょうかcoldsweats01。言葉の多くには切っても切れないイメージが付随している気がします。

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2008年11月23日 (日)

Weekly Quote(20)-数学

おととい数学本ブームについて書いたので、今週は近代数学の創始者で、アルキメデス、ニュートンと並び称されるドイツの大数学者、ガウスのお言葉です。

It may be true, that men, who are mere mathematicians, have certain specific shortcomings, but that is not the fault of mathematics, for it is equally true of every other exclusive occupation.
--Carl Friedrich Gauss

一介の数学者にすぎない男たちには、いかにもそれらしい特別な欠点があるといわれている。たしかにそのとおりかもしれないが、それは数学のせいではない。きわめて専門性の高い職業の者にはすべて同じことがいえるからだ。

-カール・フリードリヒ・ガウス

偉大な数学者のお言葉ですので、おそれおおくて軽々しい訳はつけられませんが、要するに「数学者は変わり者だとよくいわれるが、卓越した仕事をする人間というのはえてしてそういうものなのだよ」ってことでしょうか。並みの人間には難しい数学理論は考えられませんものね。

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2008年11月16日 (日)

Weekly Quote(19)-情報社会&ER

「ジュラシック・パーク」などで有名な作家のマイケル・クライトンさんがお亡くなりになりました。まだ60代の若さ。そのすばらしき才能が惜しまれます。

In the information society, nobody thinks. We expect to banish paper, but we actually banish thought.
--Michael Crichton

情報社会では、考える人はいなくなる。我々は紙が消えると期待するが、じつは消えるのは思考なのだ。

-マイケル・クライトン

さすが、クライトンさんですね。こんな短い言葉でもずばりと、しかもだれにもわかるように現代社会pcを描写なさっています。

ところで、hospital人気テレビドラマ「ER」もクライトンさん(ハーバード大学医学部もご卒業なさっています)が原案・企画・製作総指揮・一部脚本をてがけられたことは有名です。わたしはずいぶん前になりますが、ER関連本を三冊翻訳させていただいたことがあるので、初期のころの「ER」はじっくり見ました。ジョージ・クルーニーさんの出世作ですよね。グリーン、ロス、ルイス、ベントン、カーター・・・なつかしー!

I tended to faint when I saw accident victims in the emergency ward, during surgery, or while drawing blood.
--Michael Crichton

救急治療部で事故の犠牲者を見たり、手術中、あるいは採血の際に、わたしはよく気分が悪くなったものだった。

-マイケル・クライトン

ERの第一話(パイロット版)で、若きレジデントのカーターが緊急オペ中に気分が悪くなるshockという場面があります。これって、クライトンさんの実体験に基づいていたのですね!

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2008年11月 9日 (日)

Weekly Quote(18)-笑顔

今週のことばは、11月6日のブログに書いた「一怒一老」からの連想で選んでみました。

Wrinkles should merely indicate where smiles have been.

--Mark Twain

顔のしわは笑いじわだけにしたいものだ。

-マーク・トウェイン

英語をそのまま訳すとちょっと硬くなるかなと思って、こんな訳をつけてみました。眉間のしわ、おでこの三本じわはなるべくつけたくないですね。

アンチエイジングがはやっています。もちろんわたしもいつまでも若々しくいたいという願望はあり、化粧品もそういうタイプについ手が出ます。でも、やはり老けるものは老ける。だとしたら、ハッピーエイジングをめざしたいな、と最近は思うようになりました。

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2008年11月 2日 (日)

Weekly Quote(17)-ハロウィーン

2日遅いですが、ハロウィーンに関係がある言葉をさがしてみました。

Acting is like a Halloween mask that you put on.
--River Phoenix

演じることはハロウィーンのマスクをつけるようなものだ。

-リバー・フェニックス

23歳の若さで亡くなった、人気俳優のリバー・フェニックスさん。映画「スタンド・バイ・ミー」ではちょっとワルな少年グループのリーダー格の役でした。映画では、彼は後に弁護士になるのだけれど若くして不慮の死をとげます(20年以上前、アメリカで字幕なしで見ただけなのでうろ覚えですけど)。リバー・フェニックスさんの死後、それを思い出し、なんだか、俳優としての彼の若い死を予感させていたような気がしたものです。

「プライベート・アイダホ」は悲しい映画でした。キアヌ・リーブスさん演じる少年を愛しているのにむくわれないという役だったな。超美少年のふたりがやるとなんだかほんとうにせつなくて美しかった。キアヌはいまだに元気ばりばりで、いっぱい映画に出ててくれてよかった(キアヌ大好きですheart01)。

キアヌとリバーは仲がよかったと聞いています。リバーの死を聞いて、キアヌは一晩中泣き明かしたといつかインタビューで言っていました。リバーとキアヌがいっしょに出たもう一本の映画「殺したいほどアイラブユー」は、妙なコメディだったけど、実は大物スター(ケビン・クラインとかウィリアム・ハート)がたくさん出ている映画で、わたしはけっこう好きでした。

リバー・フェニックスさんの弟のホアキン・フェニックスさんは、俳優を引退しちゃうそうですね。歌手業に専念なさるとか。たしかに「ウォーク・ザ・ライン」でカントリー歌手を演じたときの歌唱力、はんぱじゃありませんでした。

俳優さんってほんとにいろいろなマスクをつけますよね。

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2008年10月26日 (日)

Weekly Quote(16)-ビートルズ

伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」を読んだら懐かしくなって、久し振りにビートルズを聞きたいなと思いました。図書館にCDを借りに行ったら、「アビーロード」をはじめ、ほとんどが貸し出し中。いまでも人気が高いんだ!

やっと書庫から出してもらった「マジカル・ミステリー・ツアー」を借りることができました。わたし本人はビートルズはとくに好きじゃないのですが、家族にビートルズが大好きな人がいたため、子どものころ毎日のように聞かされ、この「マジカル・ミステリー・ツアー」も全体によく覚えていました。

先日、ビートルズのリンゴ・スターさんが、すべてのファンレターは今後いっさい受け取らないし、サインもしない、と宣言したという記事を読みました。残りの人生は、ビートルズのリンゴ・スターではなく、ただのリンゴ・スターとして生きていきたいということなのでしょうか。

全世界に絶大なインパクトを与えた伝説のロックグループ、ビートルズ。メンバー4人のうち2人はすでに帰らぬ人となり、ひとりはビートルズと決別したいと考える。ちょっと寂しい気がします。あとひとり、ポール・マッカートニーさんはどんなふうに思っているんだろうなあ、いま。というわけで、今週はマッカートニーさんのお言葉ですが、これはいつ話された言葉なのかわかりません。ビートルズとして名声を博してからだろうとは思いますが。

When you first get money, you buy all these things so no one thinks you're mean, and you spread it around. You get a chauffeur and you find yourself thrown around the back of this car and you think, I was happier when I had my own little car! I could drive myself!
--Paul McCartney

最初に金を手にしたときには、人にけちだと思われないように何でもかんでも買いまくり、まわりに金をばらまく。やがて運転手つきの車のバックシートで、こう考えるようになるんだ。小さな車に乗っていたときのほうが幸せだった。あのころは、自分で運転できたのに!

-ポール・マッカートニー

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2008年10月19日 (日)

Weekly Quote(15)-イノベーション

マッキントッシュ、iMac、iPod、iPhoneとつぎつぎに新製品を出して、世界のマックユーザーのみならず、最近では一般の人をも魅了しつづける会社アップル。今週のことばは、その創業者にして、現CEOのスティーブ・ジョブズさんのお言葉です。ジョブズさんは、名言家としても有名だそうで、技術のみならず、言葉でもクリエイティブなんですね!

Innovation distinguishes between a leader and a follower.
--Steve Jobs

リーダーとフォロワーを分けるのはイノベーションだ。

-スティーブ・ジョブズ

なんだか、ほとんど翻訳ともいえないような翻訳になってしまいました。でもビジネス系の本だとこうなりますね。

ビジネス系でなければ「他者より抜きんでるには、技術革新以外に道はない」とでもしますか。

こんなお言葉もありました。

Pretty much, Apple and Dell are the only ones in this industry making money. They make it by being Wal-Mart. We make it by innovation.
--Steve Jobs

まあ、この業界で儲かっているのは、アップルとデルくらいのものだな。あちらは大型スーパー戦略、われわれはイノベーションで勝負しているんだが。

-スティーブ・ジョブズ

Dsc00671a デルのパソコンになぜかアップルのシールが貼ってある我が家のパソコンwink

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2008年10月12日 (日)

Weekly Quote(14)-ノーベルさん

先週は、日本人が4人もノーベル賞を受賞して、久しぶりに明るいニュースでわきたちましたね。4人の博士たちの話を読むと、やはり、夢をもって努力することが大切なんだなあとしみじみ感じます。家族でクラゲを10万匹取ったという話もすてきだし、また戦後、もののない時代だから「紙とえんぴつ」だけでできる物理学に取り組んだという話(それはマスコミがつくった話かもしれませんけど)も、いいなあと思いました。

今週のことばは、そのノーベルさんのお言葉でございます!

If I have a thousand ideas and only one turns out to be good, I am satisfied.
--Alfred Nobel

千のアイデアが浮かんで、そのうちモノになるのがたったひとつだとしても、わたしは満足だ。

-アルフレッド・ノーベル

自分を含めてですが、どうも最近の人は失敗を極端に恐れる傾向があるみたいです。だからマニュアルどおりにやらないと気がすまない。ほんとうは、失敗して、恥をかいて、悔しいと思って、やり直したり努力したりしたほうがずっといいんですけどね。

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2008年10月 5日 (日)

Weekly Quote(13)-個性

今週のことばは、すんなり決まりました。

If you don't have enemies, you don't have character.
--Paul Newman

敵がいないってのは、個性がないってことなんだよ。

-ポール・ニューマン

先週お亡くなりになった、ポール・ニューマンさん。最後に見た出演作品はピクサーアニメの「カーズ」。伝説と言われたレーサーの役でした。ご自身も昔はカーレースにも出場してましたよね。思想的にもかなりリベラルで当局ににらまれていたときもあったとか。とすると、今週のこの言葉もわかりますね。

わたしが若いころばりばりの大スターだった方々が、毎年何人かお亡くなりになります。とてもさびしいです。昔から(いえ昔のほうがもっと)映画が好きだったので、若いころはスターがみんな自分より年下になっちゃったらどんな気分だろうと思ったものですが、なんのことはない、いつまでたっても若いスターに胸ときめくものですね。結局、気分だけは10代、20代のころとあまり変わってないってことのようです。

ポール・ニューマンさんと言えば、やはり「スティング」が最高です。結末を知らないで観てたので、ほんとに騙されてしまい(わたしが)、殺されちゃったと思ったときにはショックでしたけど、あんなに後味爽快な映画ってなかったなあ。

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2008年9月21日 (日)

Weekly Quote(12)-テレビ

わたしの一日のテレビ視聴時間は、朝の30分、夜の1時間くらいです。特別番組とか映画を見る時にはそれに2時間くらいプラスされますが、基本的にはテレビをつけている時間はそれほど長くないみたいです。部屋に入るなりテレビをつけて、あとはずっとつけっぱなしという人もけっこういるらしいので。

とはいえ、出不精のわたしにはテレビはいろいろな世界を見せてくれる大切な窓。今週はテレビにちなんだQuoteにしてみました。

Television is not real life. In real life people actually have to leave the coffee shop and go to jobs.
--Bill Gates

テレビは現実とは違う。現実の生活では、人はコーヒーショップを出て仕事に行かなければならないのだ。

-ビル・ゲイツ

これって、ドラマやコメディ番組の中で、しょっちゅう登場人物たちがコーヒーショップはやバーで集まってピーチクパーチクしゃべっているようなシチュエーションを指しているのでしょうか? マイクロソフトの創立者にして世界屈指のお金持ちのゲイツさんも、テレビをよく見るんでしょうか。見るとしたらどんな番組を見るのかな?

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2008年9月14日 (日)

Weekly Quote(11)-音楽

先週の木曜にガラ・コンサートで久々に生の音楽に触れ、すてきな時間をすごすことができたので、今週のことばは音楽にちなんだものにしてみました。

Music is everybody's possession. It's only publishers who think that people own it.
--John Lennon

音楽はみんなのもの。だれかが所有していると考えるのはレコード会社だけだ。
-ジョン・レノン

今週の訳はちょっと気に入ってるんです(*^.^*) なぜって、「レコード会社」ってのがレトロでよくありません? ジョン・レノンが生きていた時代はまだレコード会社だったですよね? 今となっちゃ死語ですけど。

わたしは個人的にはとくにビートルズが好きってことはありませんでしたが、幼少のころ、ビートルズは社会現象でした。マッシュルームカット。懐かしー。いい曲もいっぱいありました。歌詞がわかりやすい曲がけっこうあるので、ビートルズの歌で英語を覚えたなんて人も多かった。

映画「キリング・フィールド」のラストで流れてきたジョン・レノンのイマジン、感動的でした。

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2008年9月 7日 (日)

Weekly Quote(10)-アニメ

まだ見てませんが、「崖の上のポニョ」が大ヒット中ですね。わたしは宮崎駿さんのアニメでは、「千と千尋の神隠し」と「となりのトトロ」が大好きですし、「風の谷のナウシカ」をはじめて見たときはたいへん衝撃を受けました。以前から宮崎駿さんやジブリに興味があったので、ジブリの名プロジューサー、鈴木敏夫さんがお書きになった「仕事道楽-スタジオジブリの現場」(岩波新書)を読みました。鈴木氏の語り口のおもしろさにひきつけられ、そして登場してくる才能あふれる人々のすごさに圧倒され、あっという間に読了してしまいました。ジブリがどうやってできあがったか、数々のアニメが生まれた背景、宮崎駿さんという人物、等々、興味は尽きません。

宮崎駿氏がとびぬけた才能をお持ちで、妥協をしないものすごい努力家であることは想像がつきますし、それがジブリの原動力であるのだと思います。でもこの本を読んで、それにプラスして、才能ある人々の活発なディスカッションも大切な要素なんだと知りました。「…みんな正直で、いたずらっ子で、言いたいことを言う。そしてアイデアマンでもある。何か共通項がありますね」と鈴木氏はお書きになっています。そういうやりとりの中からジブリが、そしてジブリ作品が生まれてきたんだなあ。やはり人と人のかかわりって大切です。

で、今週は宮崎駿さんのQuoteです。さすが世界のミヤザキですから、英語のQuoteのサイトにちゃんとありました。でも、訳すと「こんなふうには言っておらん」としかられそうな気もするので(まあ、わたしのブログを宮崎氏がごらんになることはまずないとは思いますが)今週は日本語訳はつけません。

Is someone different at age 18 or 60? I believe one stays the same.
--Hayao Miyazaki

I never read reviews. I'm not interested. But I value a lot the reactions of the spectators.
--Hayao Miyazaki

「第65回ヴェネチア国際映画祭で、『崖の上のポニョ』が映画誌「CIAK」による観客賞を受賞した」とインターネットの記事にありました。↑このQuoteからすると、宮崎氏にはすごくうれしい賞なのかも。

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2008年8月31日 (日)

Weekly Quote(9)-水泳2

今回の北京オリンピックで8個、総計14個の金メダルをもっている水泳のマイケル・フェルプス選手。オリンピック後の言葉を見つけました。

If you're having fun, that's really all that matters. You can still do everything and still be successful. You can do anything and everything. One of the biggest things I've learned over last four years is that anything's possible.
--Michael Phelps

楽しんでいるなら、それが本当は一番大事なんだと思う。楽しみながらも、あらゆることができるし、成功を修めることだってできる。なんでも、どんなことでもできるんだ。この4年間で学んだ中でもっとも重要な教訓のひとつは、不可能はないということだ。
-マイケル・フェルプス

あの100メートルバタフライのきわどいタッチの差のゴールを見ると、フェルプス選手なら、「不可能はない」っていうのは本当だなあと思えます。でも、ご本人の努力も並大抵ではないようです。それに、やはり好きこそものの上手なれ。楽しんでできなければ、自分の力を十分に発揮するのはむずかしいですよね。

本人の談によれば、ロンドン大会までは競技生活を続けるそうです。30過ぎたらもうやりたくないのですって。ロンドン大会の目標は新しいことに挑戦することだそうです。100メートル自由形や背泳競技には出たことがないのでそのへんに挑戦したいらしい。「平泳ぎや長距離はやらないから、そういった種目の選手はまだぼくの友だちだ」と言ってます。でも、フェルプス選手のHPを見ると、自分と同じ種目に出ている選手とも仲がいいみたいですけど。

今日の記事のソースはDAILYNEWSの記事です。

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2008年8月24日 (日)

Weekly Quote(8)-陸上競技

オリンピック後半の花はなんといっても陸上競技。今大会では、日本男子が400メートルリレーで銅メダルを獲得。すばらしかったですねえ!!!80年ぶりの快挙だそうです。また、ウサイン・ボルト選手というものすごいアスリートのパフォーマンスを見ることもできました。

Life is often compared to a marathon, but I think it is more like being a sprinter; long stretches of hard work punctuated by brief moments in which we are given the opportunity to perform at our best.
--Michael Johnson

人生はよくマラソンにたとえられる。だがわたしには、短距離走のほうがもっと人生に似ているように思える。長くつらい練習を重ね、その合間のわずかな瞬間に、最高のパフォーマンスをするチャンスを与えられるのだ。
-マイケル・ジョンソン

今週の言葉は、今回ウサイン・ボルト選手に破られてしまいましたが、100年は破られないだろうといわれていた200mの世界記録をもっていたマイケル・ジョンソン選手の言葉にしてみました。

ボルト選手は、100mの決勝も胸をたたいたりしなければ、もっと記録が伸びたのに、ともっぱらの評判ですが、あの走りを見た時に、ベストセラーの「一瞬の風になれ」を思い出しました。昔、カール・ルイス選手も、絶好調のレースでは、力まず風のように加速して、ゴールを駆け抜けていましたね。

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2008年8月17日 (日)

Weekly Quote(7)-水泳

北京オリンピックで毎日楽しませてもらった水泳競技。最終種目のメドレーリレーは日本男子、第3位! やりました!! 北島選手が引退するという噂で、とても寂しいですが、これまでわたしたちを感動させてくれて、本当にありがとうとお礼を言いたいです。(追記:17日夜や18日朝のテレビに北島選手が生出演されていましたが、今後のことはゆっくり休んでから考えると言っていました。メドレーリレーでもすばらしい泳ぎをみせてくれたので、まだまだやっていただきたいとファンとしては思ってしまいます)。

北島選手、フェルプス選手の今回の活躍はすばらしいですが、水泳と言えば、あのドルフィンみたいな全身真っ黒のスイミングスーツであらわれた、水の申し子、イアン・ソープ選手のことは忘れられません。ピーター・ファンデンホーヘンバンドとの対決が思い出されますねえ。

For myself, losing is not coming second. It's getting out of the water knowing you could have done better. For myself, I have won every race I've been in.
--Ian Thorpe

ぼくにとって、負けることは二位になることじゃない。もっとやれたはずだと悔やみながらプールを出ることなんだ。そういう意味では、ぼくはどのレースにも勝ってきた。
-イアン・ソープ

さすがソープ選手。「負けることは二位になることじゃない」って、言ってくれます! 早すぎる引退だったような気もしますが、自分自身のレースに勝てなくなってしまったのかもしれないですね。北京ではソープ選手の残したオリンピック記録が塗り替えられてしまいました。でも、あの美しい泳ぎで世界中を魅了したことはいつまでもみんなの記憶に残るだろうと思います。

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2008年8月10日 (日)

Weekly Quote(6)-アメリカ本土最南端の作家

本州最南端の町に行ってきたので、今週は、アメリカ本土最南端の町に住んでいた超有名作家の言葉にしてみました。

I like to listen. I have learned a great deal from listening carefully. Most people never listen.

--Ernest Hemingway

わたしは人の話を聞くのが好きだ。注意深く耳を傾けることで、多くを学んできた。たいていの人は、他人の話なんか聞いちゃいないがね。

-アーネスト・ヘミングウェイ

Scan10006

フロリダ半島の最南端にフロリダキーズという列島があり、その一番南の島をキーウェストといいます。キーウェストにはヘミングウェイが住んでいた家があり(上の写真)、わたしも訪れたことがあります。たくさん猫が住んでいました。

Scan10007

ヘミングウェイが通っていたというスロッピー・ジョーズ・バー。ここでもヘミングウェイはいろいろな人の話に耳を傾けていたのでしょうか。

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2008年7月27日 (日)

Weekly Quote(5)-レストラン

The golden rule when reading the menu is, if you cannot pronounce it, you cannot afford it.

--Frank Muir

メニューを見るときの基本は、名前が読めないような料理は注文しないこと。目の玉が飛び出るような値段だからね。

-フランク・ミューア

英語の発音の話を書いているので、発音にまつわるquoteはないかなとさがしていたら、これを見つけました。日本人発音とは関係ないけど、面白かったので今週はこれにしました。フランク・ミューア (1920-1998)さんという方のことは知りませんでしたが、イギリスのコメディアン兼コメディ作家らしいです。英語のサイトの説明によると、彼のユーモアは辛辣すぎたり、シニカルだったりせず、明るく前向きで、心が楽しくなるようなものだったそうです。

このジョークはフランス料理店とかの話だと思うのですが、日本でわたしが行く程度の大衆的なレストランはメニューに写真が付いていたり、店頭にサンプルが置いてあるところが多いので便利です。でもアメリカのレストランのメニューはわたしがアメリカに住んでいた当時は字だけなのがほとんどで(今はどうかわかりません)、けっこう困りました。それで値段を見て決めることになりますが、どんなものが出てくるか心配です。慣れてきてからは、ウェイターさんにきくのも英語の勉強になっていいんですが、その説明がまたわからないこともあり・・・

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2008年7月20日 (日)

Weekly Quote(4)-夫婦

今週のことばを探していたら、くすっと笑えるものを見つけました。

An archaeologist is the best husband a woman can have; the older she gets, the more interested he is in her.

-Agatha Christie

夫にするなら、考古学者が一番よ。だって、年をとればとるほど、興味を持ってくれるようになるんですもの。

--アガサ・クリスティ

笑えるけど、真実もついているなと思います。お互い、こんなふうに晩年を迎えられたらいいんですけど。

ところで、わたしが最後まで通して読んだ初めての洋書はアガサ・クリスティだと以前に書きました。わたしはクリスティファンというわけではないので、クリスティの本はその洋書と翻訳本あわせて数冊しか読んだことがありません。洋書の内容はおぼろげに覚えているのだけど、タイトルがわからない。そこで、ちょっと調べてみましたが、結局わかりませんでした。オリエント急行とか、そういう超有名な作品でないことは確かなんですが。

そんなこんなで、クリスティのことをちらちら調べていたら、クリスティは別名でロマンス作品もいくつか書いていることを知りました。いつか読んでみたいです。

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2008年7月13日 (日)

Weekly Quote(3)-失敗

ブログをはじめて2か月になりました。2か月目も皆勤賞でした。といっても、バレーボールネタがとても多く、翻訳ブログはどうしたって感じですけど、翻訳の話もつづけて書いていきますので、これからもよろしくおつきあいください。

さて、今週のQuote。見つけました! マイコーさん(7月11日の記事見てね)の言葉。

I have missed more than 9000 shots in my career. I have lost almost 300 games. On 26 occasions I have been entrusted to take the games's winning shot...and missed. And I have failed over and over and over again in my life. And that is why...I succeed.

--Michael Jordan

選手生活を通して、9000回以上シュートをミスし、300近い試合に負けた。勝敗を決めるシュートを託されて、それに失敗したことも26回ある。人生で何度も何度も、何度も失敗を重ねてきた。それだからこそ、成功できたんだ。

-マイケル・ジョーダン

うーん、重みのある言葉ですね。失敗を改善のチャンスと考えられる人は伸びるそうです。わたしもがんばろっと。

ところで、このquoteには、主語の「I」が5回出てきます。最初はいくつか訳していたんですけど、どうもしっくりこない。「わたし」か「ぼく」か「おれ」か。マイケル・ジョーダンのインタビューはマイアミ時代に何度も聞いたことがあり、そのイメージがあるので、とても迷います。いちばん「わたし」が近いかな、というのがわたしの個人的な印象です。で、迷った末、主語は省くことにしました。

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2008年7月 6日 (日)

Weekly Quote(2)-幸福

If Mommy's not happy, then no one is happy.

--from Find More Time

ママが幸福でないと、みんなも幸福でなくなるんだよ

これは拙訳書「働くママのための定時に帰る仕事術」の最後に出てくる著者ローラ・スタックさんの夫の言葉です。仕事をもつママが増えていますが、あまりの忙しさについ笑顔を忘れがちなのでは? 仕事のストレス、家事のストレス、子育てのストレス。笑顔は伝染するといいますが、不機嫌も家中に蔓延します。

ママだけが無理に笑顔をつくる努力をしても、ストレスはよけいに大きくなるし、いつか燃え尽きてしまいそう。そんなとき、夫にこんなふうに言ってもらえたら、ほんとにうれしいですよね。それから、ママのほうも、少しの時間でも自分の楽しみをもつようにすると、心からの笑顔が浮かぶかもしれません。

ところで、先週、HV特集で「世界のディーバ 男と女の物語 マリア・カラス 歌に生き 愛に生き」という番組を見ました。見ていてびっくりしたのが、カラスさんがばりばりのアメリカ英語を話されたこと。ヨーロッパの歌姫と思っていたので、すごく意外でしたが、じつは移民の娘として子どものころはアメリカに住んでいたのですね(無知ですみません)。でもまあ、ほんとうにお美しくて、歌の才能にあふれた方です。あれだけ美貌と才能と名声に恵まれたのに、あまり幸せを感じずに人生を送られたようで、人間にとって幸せの条件って何なのかなあと考えさせられました。

カラスさんのQuotesをさがしてみましたが陽気で明るい感じのものはみつかりませんでした。

I don't need the money, dear. I work for art.

--Maria Callas

お金は必要ないのよ。わたしは芸術のために働くんだから。

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2008年6月29日 (日)

Weekly Quote(1)-親子

このブログでは、翻訳、英語、マイアミの思い出、バレーボール、パソコン関連、ガーデニングと、気のおもむくままに毎日雑多なことを書かせてもらっています。でも、なんかひとつくらい、継続したトピックみたいのがあっても面白いかなと考えて、今週から、くすっと笑えるような、あるいは元気をもらえるような言葉を毎週ひとつずつ、ピックアップしてみようかなと思います。

では、第一号、いきます。

Until I was 13, I thought my name was 'Shut Up.'
-- Joe Namath 

13歳になるまで、「シャラップ!」っていのが自分の名前だと思っていたよ。

ジョー・ネーマスさんって、名前は聞いたことがあるけど、だれだったかなと最初は思いましたが、アメリカンフットボールの名選手ですね。調べてみて、そういえばそうだったと思い出しました。60年代、70年代にニューヨーク・ジェッツで活躍したクォーターバック。幼いころはワルガキだったんでしょうか。あるいは、ご両親が厳しい方々だったのか。

でも、なんだか親として身にしみる言葉です。うちの場合は、「シャラップ(うるさい)!」のかわりに、「早くしなさい!」とか「いい加減にしなさい!」が入るような気がするなあ。

こういういわゆるquote(引用、名言)のたぐいって、短いけれど(短いからこそ)訳すのが実はとてもむずかしいです。その言葉が使われた状況やコンテクストがぜんぜんわからないし、しゃべった本人がどういう方かよく知らないと、トンチンカンな訳になってしまう可能性も大です。たとえば、上記の例でも、これを言った人が、少女時代とても冷たい家庭環境に置かれていた不幸な女性だったら、「わたしは13歳になるまで、『黙りなさい』という言葉以外、ほとんど声をかけてもらった記憶がありません」なんて感じにもなりえます。

でも、まあ、この「今週のことば」シリーズでは、ちょっとニュアンスが違っても、ご愛敬ということでごかんべんを。

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