英語

2008年8月12日 (火)

ラジオ英会話

先日、ゴンザレスさんが、8月6日の記事「せめて気分は涼」にラジオ英会話についてのコメントをいれてくださいました。きょうは、それに関連して、ちょっと書かせていただきます。

わたしがラジオ英会話を聞き始めた当時の講師は東後勝明先生という方でした。とても声がすてきで、英語の発音もわたしにはパーフェクトに聞こえて、あこがれでした。でもたしか、東後先生は帰国子女とかじゃなくて、日本で英語の勉強をされ、留学したのは成人になってからというような話を聞いたことがあります。勉強のしかたしだいでは、こんなに上手になれるんだなあとひたすら感心したものです。

ところで、いまはラジオやテレビの英語講座の数もすごく多くなってバラエティに富んでいますよね。CDも売ってますが、やはり、番組を全部聞いたほうが楽しいです。わたしはやってませんが、夫はラジオ講座フリークで、ラジオからの録音が簡単にできるiPodみたいな専用の小さな機械を買って、録音したのをたくさんためて、通勤時に聞いているらしいです。

子どもたちもそれぞれのレベルに合ったのを聞いてますが、じつは困った問題があったんです。うちのマンションはラジオがほとんど入らないんです! NHK第一放送はふつうのラジオでもなんとか入りますが、第二はまったくだめ。出力が違うのかしら。そこで仕方なく、超高感度AMラジオを買いました(けっこう高いです。泣)。かなり雑音が入りますけど、なんとか聞き取れる程度にはなりました。

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2008年7月17日 (木)

オーマイガッ!

英語の発音の話を書いていて思い出したことが。

Oh, my God!については、テレビでもタレントの方々が「オーマイガッ!」って言うので、オー・マイ・ゴッドよりも普及してるのではないでしょうか。うちの娘も、けっこう小さいころに覚えて、ふざけてよく使ってます。

春に旅行したとき、娘たちと新幹線に乗っていたら、途中の駅で外人さんのグループが乗ってきました。その中のひとりが、車内に入ってくるなり何かに驚いたのか「オーマイガッ!」ってもろ叫んだので、わたしたちには大ウケ。やっぱりほんとうに「オーマイガッ!」って言うんだねーって。

ところで、わたしもきょうは思わず「オーマイガッ!」って叫びたくなっちゃいました。アブラムシ! ラディッシュにいっぱいついちゃいました。手で取ったり牛乳を塗ったりしてみたけど、撃退できるかなあ? 

Dsc00238 白い菜の花みたいなラディッシュの花。はたして殺虫剤なしで種を採取できるか?

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2008年6月24日 (火)

方言の翻訳

翻訳ではいろいろ難しい問題がありますが、そのひとつがいわゆるaccentsの翻訳です。ロンドンの下町言葉とか、アメリカの南部なまりとか、綴りを見れば、耳から聞いたイメージはわいてくるのですが、それをいざ日本語にしようとするとどうしたらいいかわかりません。

わたしは東京生まれ東京育ちなのですが、自分は「標準語」を話していると思いこんでいました。でも、以前にお笑い芸人の方が、「東京弁」のまねをしているのを見て、なるほど自分も「東京弁」なんだなと初めて気づきました。ロンドンの下町言葉に、そういう感覚を生かせればいいんでしょうけど、どうも自分にはそうしたセンスがないみたいで、いつも悩んでしまいます。

また、アメリカの南部なまりは、わたしがまねできる可能性のある「にせ大阪弁」や「にせ東北弁」ではぜったいに表現できない。そういうのってどうしたらいいんでしょう? 結局標準語で訳すしかないのかなあ。なんか味気ない感じになってしまそうです。

そういう意味では、調べものはたいへんだけど、ノンフィクションは気が楽なのかもしれません。

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2008年6月17日 (火)

洋書の話(4)訳本が手に入りにくいもの

お勧め洋書として、アルジャーノン、ダニエル・スティール、グリシャムと、いかにもという有名なものばかり挙げてしまったので、今回は翻訳版は現在手に入りにくく、しかも原書は通販で買えるものをご紹介します。

ロマンスファンにお勧めするのが、 LaVyrle Spencer です。いまはもう引退なさって新作は発表されませんが、アメリカでは静かに作品は売れつづけているようです。ロマンスの定番のハンサムでリッチなヒーローは出てきません。どちらかというと地味な人々のしみじみと心に残るロマンスです。歴史ものあり、現代ものあり。わたしが一番好きなのは Morning Gloryです(余談ですが、主人公はすごくなまりの強い英語を話すのですが、翻訳するとしたらこれってどうしたらいいのかなあ、と考えてしまいます)。世間からうとんじられてひっそりと暮らす母と子のもとに、殺人の罪という暗い過去をもつ静かな男があらわれます。このふたりの心が徐々に近づいていく過程が秀逸だし、心が通じ合ったあとの戦争による悲劇もドラマチックです。

もうひとりは、 M.M. Kayeです。The Far Pavilionsをはじめとする格調高い歴史ロマンスが有名な作家ですが、わたしは少し軽めの Death in Kenyaなどの「Death in ●●」シリーズが大好きでした。ロマンチックサスペンスというジャンルですが、舞台がベルリンだったり、ケニヤだったりと非常に国際的ですし、イギリス人作家らしいとても上品な雰囲気がすてきです。昔は翻訳本があったようですが、いまは販売されていないようです。このあいだ神田の古書店でみかけましたけど。

洋書はちょっと、と敬遠なさっている方も、いまは通信販売でいろいろな洋書が手に入るようになっているので、ぜひ、ご自分の好きな本をみつけて読んでみてくださいね。

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2008年6月15日 (日)

洋書の話(3)ジョン・グリシャム&ダニエル・スティール

マイアミで洋書を乱読していた時代から20年近くが経ちましたが、そのころ人気のあった作家で、いまでも有名な人はたくさんいます。

ダニエル・スティールの本は、待合室や空港のロビーとかで若い女性がよく読んでいました。いわゆるロマンス本も人気があって、ペーパーバックが本屋さんにはたくさんおいてありましたが、ちょっと表紙の絵がどぎついせいか、人が多くいる場所では読みにくかったのかも。その点、当時の Danielle Steelの本は単色の地にタイトルと著者の名前だけがエンボス加工してあるシンプルなものでした。お話も面白いし、長さもちょうどいいし、待ち時間に読むのには最適だったのでしょう。洋書初心者のかたも入りやすい本だと思います。

それからちょうどそのころデビューしたのが、ジョン・グリシャムでした。映画や翻訳書でもおなじみの The Firm(『法律事務所』)は、日本に帰ってきてから読みましたが、ノンストップで楽しめるはらどきどきの作品ですよね。同じ法律もののスコット・トゥローも面白いけど、なにしろ長いし、字が細かいので、ちょっとひるみます。その点、The Firmはほどよい字の大きさで読みやすいです。わりと楽に読めるのでお勧めです。

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2008年6月12日 (木)

洋書の話(2)Flowers for Algernon

おととい(6/10)の洋書の話(1)の続きです。ではお勧めの本は、と聞かれると困っちゃうんですよね。たしかにアメリカに住んでいたときには、英語の本をたくさん読んだのですが、いちいちタイトルをメモしていたわけじゃないし、当時の本は、もう手に入らないもの、すっかりすたれちゃっているものが多いと思うんです。

それじゃあ現在は?というと、じつは洋書は仕事に関連するもの以外はあまり読みません。翻訳が仕事ですから、ほとんど毎日英文は読みます。でも、娯楽と勉強のためには日本語の本のほうがいいんです。少しでも日本語表現を磨きたいし、語彙ももっともっと増やしたいので。そういうわけで、お勧めの本が古いものになってしまって申し訳ありません。

前置きが長くなりましたが、お勧め本の一冊目は、"Flowers for Algernon"です。「なーんだ、『アルジャーノンに花束を』か、月並みー」と思われた方も多いのでは。とても有名な本ですものね。ストーリーも感動的ですが、お勧めする理由は、この本は英語で読んだほうが断然面白いから(翻訳版のほうは読んだことがないので、翻訳がどうのというのではありません)。主人公の日記形式で書いてありますから、最初はとってもやさしい英語で、しかも綴りや文法のミスがいっぱい。それが知能が上がっていくにしたがい、徐々に正しく聡明な感じの英語に変わっていくさまがじつに興味深いのです。Tonite after werkなんて書いてあって、正しいスペルを想像するのもけっこう楽しいです。

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2008年6月10日 (火)

洋書の話(1)

バレーボールの話ばかりで、本ブログのサブタイトル「英語と翻訳にまつわるちょっと役に立つ話、ぜんぜん役に立たない話」の赤字部分ばかりになっている最近のブログ。心を入れ替えて、きょうは英語の話。

洋書をよく読まれる方には無用な話ですけど、まだ挑戦したことがないという方に、ちょっぴりアドバイス。簡単な英語で、面白くて、自分が知っている大好きな話から入るといいかもしれません。知らない話でもいいですけど、とにかくストーリーが比較的シンプルでわかりやすくて、最後まで辞書なしで読み切れるのがいいと思います。といっても子どもの本でなくていいんです。子どもの本が心からお好きならそれもいいですけど、やっぱり自分が楽しめる本がいちばん。

慣れてくれば描写のすばらしい本もいいけど、ホテルのロビーの描写が延々と続くような本だと先に進むのはなかなか困難。しかも、描写の部分って知らない単語がたくさんでてくることが多いんです。すると「わからない」という気持ちが先に立ってしまいます。

とにかく一冊読み切ることができて、面白かったなあと満足感にひたれるものに出会えるとまた次の洋書に挑戦しようという気持ちになれると思います。わたしの"Golden Urchin"がそうだったように(5月30日のブログ)。

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2008年5月21日 (水)

電報文のように書け

マイアミ時代に通っていたカレッジのミセス・マッカイの英語のクラスでは、毎時間エッセイを書かされました。エッセイといっても小論文のことで、5つのパラグラフからなり、構成をきちんと組み立てて書かなければなりません。それを40分で書き上げるのですから、第5パラグラフ目までたどりつくだけで精いっぱいでした。

まわりのネイティブの子たちは、さらさらとどんどん書き進みます。しかたないので、とにかく短く簡潔に書くしかありません。しかも、冠詞や名詞のcountable、uncountableがじつにヤバイ。当然、たいしたものは書けなかったのですが、それでもミセス・マッカイにはいつもよい評価をいただきました(文法に厳しい先生の場合はそうではありませんでした)。

いま思うとそれはたぶん、実力不足のせいで余計なことをいっさい書かず、論点のみをシンプルに表現していたからなのでしょう。先生はいつも「電報を打つときのように書きなさい。very beautifulと書く必要はなく、beautifulで十分です」とおっしゃっていました。

この教えはいまも頻繁に思い出します。自分の訳文も無用な表現はそぎ落として、英文の内容をダイレクトに伝えられるコンパクトなものに仕上げたいとつねに試行錯誤しています。

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