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2009年2月27日 (金)

「種の起源」発売から150年-進化する進化論

51plvqjraql__sl160_aa115__2  ダーウィンの名著「種の起源」が出版されて150年ということで、日経サイエンス2009年04号は「進化する進化論」特集です。「主要記事の11編すべてが進化論に関係しており、生物学における進化論研究の歩みのほか、人類学や医学、心理学、産業、さらには社会に与えたインパクトについて紹介」(本誌記事より抜粋)されています。

本誌によれば、「種の起源」は初版1250部ながら、発売20日足らずで3000部増刷されたそうです。出版に関係していない方にはぴんとこないかもしれませんが(新聞広告なんかでは、ベストセラーは100万部突破とか書いてあるので)、これはすごいことです。150年も前の、一般の人が手軽に本を買えない時代ですよ! どれだけインパクトが強い本だったかがわかりますね。

わたしが翻訳協力させていただいたのは「実社会に生きる進化生物学」という記事で、進化の研究から生まれたさまざまな知識や技術が、多くの分野で生かされているという話です。たとえば、DNAには突然変異が長い間蓄積されるので、それを犯罪捜査に利用する、病原体の進化を研究することで、感染症予防に役立てる、あるいは進化のメカニズムを、コンピュータ解析に利用するなど、思いもかけない応用があるのですね。

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