アリの戦争、人類は食糧危機を乗り越えられるか、世界を明るい方向に変える新発想など 日経サイエンス2012年3月号
発売中の日経サイエンス2012年3月号には、翻訳協力させていただいた記事が3本掲載されていますので、ご紹介させていただきますね。
アリ軍団の見事な戦法
インディ・ジョーンズの映画とか、熱帯が舞台のアクション映画で、よく絨毯のようなアリの大群が人間を襲って食べてしまう場面って、ありますよね。実際には、動ける哺乳動物の場合、そういうのに襲われてもなんとか逃げられるそうですが、罠にかかった動物などはほんとうに生きながら食べられてしまうんですって。・・・とまあ、怖い話はおいておいて、アリと人間は生態も社会構造も全く違うのに、びっくりするほど戦争のしかたは似ているそうです。この記事を読むと、ほんとうにそっくりで驚くばかりです。
人口70億人時代の食糧戦略
世界人口は2050年にはいまよりも20~30億人も増加し、食糧需要は倍増する見込みだそうです。深刻な食糧危機は間近に迫っています。飽食の時代なんていっていられません。暗い未来が待っていそうですが、本記事の著者は5つの方策でその危機を回避できると考えています。その方策とは・・・?
世界を変える発想
昨年亡くなったスティーブ・ジョブズ氏は若いころ、「コンピュータを使ったことがなく、また特に使いたいとも思っていない人々にコンピュータを利用してもらおう」と考えたのだそうです。その発想から、マッキントッシュやiPhoneが生まれました。この記事では、未来を明るい方向に変えてくれそうな新技術が9つ紹介されています。人間の心のように動いて無駄をはぶくコンピューターや、ポンプで満タンにできる自動車用バッテリーなど、さまざまなアイデアに驚かされますが、わたしは特に、植え替え不要の多年生作物というのに心惹かれました。農地を耕すとどんどん劣化していくけれど、多年生のトウモロコシなら、土壌を劣化させずに何年も収穫できるそうです。


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